「水に濡れると髪の毛がペタッとして地肌が目立つ…」
「お風呂上がりのハゲが一番目立つ…」
など、水に濡れると地肌が目立ちやすくなるので、それで悩んでいる方も少なくありません。
水に濡れると誰もが髪の毛のボリュームがないように見えますが、地肌が透けて見えるのはそれは危険信号です。
今回は水に濡れると頭皮が見えてしまう原因や、対策方法などをまとめてみました。薄毛を進行させないためにも、ぜひ参考にしてみてください。
濡れると頭皮が見えるのはハゲが進行している証拠
ハゲが進行してしまうと、髪の毛1本1本が細くなってくるので濡れることで地肌が目立ちやすくなります。
毛が細くなってしまうのは脱毛ホルモンのジヒドロテストステロンが原因です。ジヒドロテストステロンには血管の収縮作用と成長期を短くさせてしまう働きがあります。
髪の毛に栄養が届かなくなりますし、成長する期間も妨げられてしまうので栄養不足、成長不足になってしまいます。
そのため、髪の毛はどんどん細くなり地肌を隠すことができなくなってハゲが目立ってしまうのです。さらにそのまま放置しておくと、毛根から抜け落ちてしまうため、ハゲはどんどん進行していってしまいます。
頭皮が見える以外のハゲの初期症状
ハゲが進行し始めていると、濡れて地肌が見える以外にも次のような症状を実感することが多いです。一つでも当てはまればハゲのサインです。
短い毛が抜ける
短い毛が抜けるのは上記でも説明しましたが、ジヒドロテストステロンが影響しています。抜け毛が短いのは髪の毛が成長不足に陥っているからです。シャンプーをした時や、朝起きたとき枕には抜け毛が落ちていると思うので、その抜け毛を確認してみてください。もし、自分の髪の毛の長さより短ければ注意が必要です。
つむじだけが地肌が透ける(側頭部などは透けない)
ジヒドロテストステロンは生え際や頭頂部に多く生息しています。頭頂部の髪の毛が細くなってしまうと、地肌を隠すことができなくなり目立ってきてしまうのです。光の下にいるとよりつむじが目立ってくるのであれば注意しなければいけません。
抜け毛の量が増える
抜け毛の量が以前より増えてきたと感じたら注意しましょう。栄養不足となってしまった髪の毛が細くなってどんどん毛根から抜け落ちてしまうのです。髪の毛は毎日数十本は抜け落ちてしまうので抜け毛の量が増えたかどうかはわかりにくいですが、「なんだか最近抜け毛の量が多いなぁ」と感じたら、鏡などで確認しておいた方が良いです。
頭皮の皮脂が以前よりも気になる
ジヒドロテストステロンには成長期を短くさせて血管を収縮させるだけではなく、皮脂を過剰に分泌させる働きもあります。皮脂が過剰分泌されてしまうと、毛穴が詰まりやすくなり頭皮の吹き出物やかゆみなどさまざまな肌トラブルを引き起こしてしまう可能性があります。頭皮が油っぽいからシャンプーで汚れを落とす→また皮脂が過剰に分泌される→再度シャンプーでゴシゴシ洗う→頭皮が傷ついてより多くの皮脂が分泌されると悪循環になってしまいます。油っぽいからといってシャンプーでゴシゴシ洗っては逆効果になるので、やめておきましょう。もし、頭皮を触ってみて手がギトギトしていたら、注意が必要です。
頭皮の痒みや臭いが気になる
頭皮の痒みや匂いはジヒドロテストステロンが皮脂を過剰に分泌させてしまうことが原因です。上記でもお伝えしましたが、毛穴づまりを起こしやすくなり頭皮の痒みを引き起こしてしまいます。さらに、頭皮には常在菌がいるのですが、皮脂を餌としているので、過剰に皮脂が分泌されることで菌が繁殖してしまい、嫌なにおいが出てくるのです。においは自分ではわからないことが多いので、他人に指摘される可能性があります。他人に指摘されることほど悩んでしまうものはありません。指摘される前に対策を練って悩みを増やさないようにする必要があります。
頭皮が赤っぽい
頭皮が赤っぽいのは、血行不良を起こしているか、乾燥や紫外線などの刺激で炎症を起こしているのが原因です。健康な頭皮があれば青白いような色をしているのですが、茶色っぽい色をしていたり、赤っぽい色をしていたら頭皮環境が乱れているので、徐々に薄毛や抜け毛の症状が出てきてしまいます。鏡やカメラなどで自分の頭皮の色を確認してみると良いでしょう。
上記のどれか1つでも当てはまる項目があった場合は、薄毛である可能性が高いので注意が必要です。
栄養の整った食生活ができていなかったり、睡眠不足になっていたり、ストレスが溜まることでもホルモンバランスが乱れ、薄毛や抜け毛の症状を引き起こしてしまう場合があるので、一度自分の生活リズムを見直してみると良いでしょう。
濡れると頭皮が見える場合は毛を太くすることが重要
頭皮が見えるということは毛が細くなっている証拠です。髪の毛が太ければ、量が少なくても地肌を隠すことができるのですが、細ければ地肌を覆い隠すことができず目立ってしまうのです。
そのため、1本1本の髪の毛を太くすることで以前のようにふさふさに戻ることができます。
そのためには、以下のことが必要です。
毛を細くする脱毛酵素を抑える
脱毛酵素とは5 αリダクターゼのことを指します。5 αリダクターゼが男性ホルモンのテストステロンと結合することで脱毛ホルモンが生成されてしまうので、酵素の働きを抑えることで脱毛ホルモンを防ぐことができます。脱毛ホルモンができなければ、これ以上の薄毛の進行を食い止めることができるので、脱毛予防にもつながります。
髪の毛に必要な栄養素を補う
髪の毛が細くなってしまうのは栄養不足に陥っているからです。髪の毛の構築にはタンパク質、ビタミン、亜鉛が必要不可欠です。普段の食事の中でも特に亜鉛が不足しがちなのですが、亜鉛にはタンパク質の働きをサポートする重要な役割があります。普段の食生活でも、これら3つの栄養素を中心にメニューを考えてみると良いでしょう。髪の毛に不足している栄養素を補うことで、1本1本の髪の毛を太く育てることができます。髪の毛が太くなれば見えていた地肌も隠すことができますし、ボリュームアップにもつながりますので髪の毛に栄養を与えてあげるのはとても大切なことなんですよ。
血行促進して栄養を届ける
血行不良を起こしていると、せっかく髪の毛に必要な栄養素を摂取しても、それを頭皮にまで届かせることができません。頭皮まで届かなければ意味がないので、血流の流れをスムーズに促してあげる必要があります。血行不良を起こしていれば頭皮が赤っぽいような色に変わっていきますし、抜け毛の量が増えてくるので薄毛の症状を進行させてしまいかねません。
具体的にどのような対策をすれば良いのかわからないと思う人もいますが、実は、これらすべてを叶えてくれる効果的なアイテムがあるんです。それは育毛剤です!
育毛剤には細毛によい効果がある
「本当に育毛剤を使うことで髪の毛を太くすることができるの?」と、疑問に感じて育毛剤の使用をためらっている方も少なくありません。しかし、育毛剤を使うことで髪の毛を太く丈夫に育てることができ、地肌を目立たせなくすることができるんですよ。
育毛剤には厚生労働省が効果を認めている成分が配合されています。育毛促進成分や保湿成分など、髪の毛の成長を促す効果だけではなく、頭皮を保護してくれる効果のある成分も含まれているんです。
育毛剤には髪の毛に必要な栄養素を補ってくれる効果があります。食生活では不足しがちな栄養素を頭皮に直接アプローチをかけることができるので髪の毛に栄養が行き届き成長しやすくなります。
育毛剤にはセンブリエキス、カプサイシンなどが配合されているものがあるのですが、これらの成分には血行促進作用があるので血流の流れをスムーズにしてくれます。
血液が滞っていれば頭皮に届けることができなかった成分も、育毛剤の成分が血行を促進させてくれるのでたくさんの栄養を髪の毛に行き渡らせることができます。
育毛剤はもともとある髪の毛に対してアプローチをかけて、1本1本を太く丈夫に成長させる効果があります。薄毛の症状が初期段階だったり、薄毛の予防に大きな効果を期待することができるので、頭頂部が気になり始めたらまず最初は育毛剤を使用してみると良いでしょう。
ただし、育毛剤は毎日使い続けることが必須です。ヘアサイクルに沿って効果を発揮してくれるので、1ヵ月や2ヶ月では効果を実感することができず、最低でも3ヶ月から6ヶ月は毎日使い続ける必要があります。
徐々に抜け毛の量が減り、髪の毛のボリュームが上がったように感じられるので、ぜひ育毛剤を使用して薄毛対策をしてみてくださいね。
育毛剤を使用する際は生活リズムの見直しや、頭皮マッサージと併用して行うとより効果を高く期待することができますよ。
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